なかなかお金が貯まらない。無駄遣いをしているわけでもない、コツコツ節約もしているのに。そもそも、給料が少ないと嘆いていませんか。
確かに今現在は、無駄な出費をしていなくても、知らず知らずのうちに使ってしまっている費用はないか、今一度振り返ってみてください。
今回は、そんな気づかないうちに浪費しているかもしれない支出をみていきましょう。
つい最近まで、実は私自身がそうだった一人なのですが・・・。
1. クレジットカード「年会費」
クレジットカードを複数持っている人は、要注意です!
最近では、各種百貨店、鉄道系、航空系、ブランド系など様々な分野からクレジットカードが発行されています。また、私達が行く至る所で、入会案内の声がかけられる機会が多くなっています。
「今なら、〇〇円分の商品券」
「今なら、ポイント○○分差し上げます」
「他のカードより、還元率が高いです」
「本日のお買い物から、○○%引きです」
このようなセールストークでついつい登録・発行してしまい、その後放置してしまっているカードはありませんか。
私自身、年会費1080円のクレジットカードが眠っていました。
いつ発行したかすら思い出せず、ゾッとします。これが、10年たてば1万円、複数枚あれば数万円の損失です。もしあるようでしたら、今すぐ解約手続きを取りましょう。
また、使用頻度が少ないが高い年会費のカードなども、本当に必要なのかなど見直すきっかけにしてもよいかもしれません。クレジットカードは、多くても3枚程度が良いでしょう。
年会費は永年無料だから、と思ってそのままにしている方。
それはそれで、紛失・盗難等様々なリスクを含んでいます。使わないクレジットカードは、これを機に解約することをお勧めします。
2. 携帯電話 「通信費」
今や携帯電話を持っていない人を見つけるほうが困難な現代。中でも、スマホ普及率は56.8%(2016年)となっており、中高生以上ではほとんどが保有している割合です。
そんな生活の必需品だからと、ある程度の出費は仕方ないと目をつぶっていませんか?
通信費用で考えてみると、
- 携帯電話(スマホ)
- タブレット
- Wi-Fi(自宅・持ち運び)
など複数ありますが、それぞれに8000円、3000円、4000円と料金がかかっていれば月15000円の出費になります。
家族で複数の携帯電話を契約している場合だと、軽く月々2~3万円になります。
ついつい、ショップが混雑しているから、面倒くさいからを理由にプラン変更や契約変更を放置していませんか?
出費を抑える大前提には、固定費をしっかり見直すことです。格安スマホ、SIMフリーなど様々なプランから選べる今、再度自身の契約内容を見直してください。
- 通話料金、パケット料金が本当に現在の契約内容が適しているか?
- 未使用なオプションが付いていないか?
※オプションは要チェックです!機種変更時に、大抵加入しているはずです。
3. ついつい支払い「リボ払い」
(1) に引き続きクレジットカード関連で陥りがちな浪費ポイントが、リボ払いです。
毎月定額が引き落とされるため、表面上は支払額が足りないなどで焦ることがないことがメリットの一つです。
しかし、リボ払いの難点はなんといっても高い金利手数料!
年15.0%と非常に高い金利手数料がとられてしまいます。
支払い残高10万円の場合、手数料だけで1万5千円となり、それに甘んじて次々とカード支払いを続けてしまうと手数料が膨れ上がってしまいます。
若い方を中心に、毎月の支払いが大変という理由でリボ払いを選択するケースが散見されますが、支払い方法を変更するのではなく「買わない」という賢い選択をするように心がけましょう。
番外.コンビニATM「手数料」
私もついつい使ってしまうコンビニATM。注意が必要なのは、手数料です。銀行によっては、月〇回までは手数料無料などがあるため有効活用するべきですが、極力コンビニATMは避けるべきです。
1回108円の手数料も、塵も積もればではないですが、月1回でも1年、10年と重ねると侮れません。
上手にお金と付き合っていく上では、決まった額を毎月1回引き出し、その中でやりくりするクセをつけておく必要があります。