家計・ライフ

【2018年】最大300万?マイホーム購入でもらえる補助金まとめ

人生で最も高い買い物の一つ「マイホーム」。

そんなマイホーム購入を少しでも後押しするためにも、活用できる様々な補助金を知っておく必要があります。

ハウスメーカーや工務店において、親切な人は色々と相談や提案をしてくれるかもしれません、しかし、残念ながら担当者や営業マンの全てがそうかと言われたら、違います。

少しでも住宅購入費を抑えるためにも、自身が補助金について理解しておくことが大切です。

今回は、2018年(平成30年)に活用できる補助金をまとめています。

【2018年(平成30年)】補助金 一覧

補助金の一覧表(2018年5月現在)

1.すまい給付金

住宅購入後、所有者本人が申請する必要があります。申請期限が、購入後1年3ヶ月以内となっているため注意が必要です。

助成額

給付額は、収入額に応じた形で決定されるため、以下の表を参考にいくら支給されるかをチェックしてください。

なお、2019年10月1日以降を予定している消費税率10%になった場合、給付上限額に加え支給対象者が拡充される予定です。

出典:国土交通省

対象となる住宅の要件

  • 自らの居住
  • 床面積が50㎡以上
  • 工事中の検査により品質が担保された住宅 ※1

※1 住宅瑕疵担保責任保険に加入、建設住宅性能表示制度を利用 など

住居自体は対象となるケースがほとんどだと思いますので、収入額が一定以下の方においては、必ず期限内に申請を実施することを忘れないようにしましょう!(購入後1年3ヶ月以内

2.地域型住宅グリーン化事業

地域における中小の建築会社(工務店など)などを通して、省エネルギー性能や耐久性に優れた木造住宅を建築する場合に、適応となる補助金です。

なお、全ての工務店が補助金適応となるわけではなく、様々な事業者と連携体制がとれている工務店が対象となる点には注意が必要です。

大手ハウスメーカーは高くてムリ、地元工務店で長期優良住宅、低炭素住宅などの購入を検討している場合はチェックしておくべき制度です。

助成額

住宅のグレードによって補助金に差は出ますが、最大100~140万円が支給されます。

補助金の支給方法について

上記の「すまい給付金」のように、購入者が申請し給付されるのではなく、施工した工務店が交付を受ける点に注意が必要です。ただ、お金の流れは異なりますが、最終的には補助金相当額が購入者に還元されることになっています。見積もり時には、必ず相当額が還元されているかを確認してください。

補助金対象の事業者は?

どの工務店で住宅を建てれば補助金が支給されるかについては、地域型住宅グリーン化事業(評価)HPから確認ができます。

工務店選択の際は、好みの間取り、デザイン重視で選択するのはもちろんですが、助成金対象有無の判断方法があっても良いかもしれません。

3.ZEH支援事業

「ZEH」ゼロ・エネルギー・ハウス。すなわちゼッチ(ZEH)。近年注目を浴びている助成金の一つです。

ザックリどのようなものかというと、エネルギーがゼロで済む、つまりエネルギーの自給自足が可能な場合、補助金を支給しますという制度です。

 

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の特徴は?

ZEHとは、「断熱性能が高く、暖房や給湯などのエネルギー消費が少ない設備を使った省エネ性能の高い住宅であり、かつ、使う分と同じだけのエネルギーを発電して補うことのできる住宅」となります。

つまり、電気に対して

「使わない環境」「使っても少量ない環境」「生み出す環境」

3つの環境を持ち合わせた住宅がZEHです。

助成金

ZEHのグレードにもよりますが、最低70万円から最大215万円(ZEH+:115万円と先進的再エネ熱等導入支援事業:90万円)を支給することができます。

4.蓄電池補助金

ZEHとも関連深い補助金が、蓄電池の設置によるものです。

つまり、太陽光発電システムを搭載した上で、蓄電池も設置することでエネルギーの自給自足が可能になるというのがZEHと蓄電池との関係性です。

助成金

  • 3万円 × 蓄電池容量(上限は設置総額の1/3)
  • 工事費に対して5万円/台

例えば、10kwhの蓄電池を設置する場合は、「3万円×10kwh+5万円=35万円」となります。

YOUYOU
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最近は、蓄電池の代わりにより実用性をもたせるために「電気自動車」を購入するケースも増えているようです。しかも、電気自動車の購入に対しても補助金があるのはご存知ですか?住宅に固定の蓄電池か?蓄電池+移動手段としての電気自動車か?選択肢が多いことは、私たちの生活にとってはいいことですね!

5.エネファーム補助金

家庭用燃料電池システム「エネファーム」を住宅に導入する、リースなどで設置する方に対して補助金が支給される制度です。

最大12万円の補助金を受け取ることができます。

しかし、概ねの口コミや評価を見てみると、以下のようなものが挙げられています。

  • エネファームの導入メリットが少ない
  • 初期投資費用が非常に効果な割に、光熱費のトータルコスト削減もわずか

しかし、あくまでエネファーム設置を促進させる理由としては、CO2削減による環境保全が第一にあります。

損得勘定だけでなく、エコという観点からも住宅購入を検討してみても良いかもしれません。

財布にも、環境にも優しい助成金

主に、住宅購入をする際に1つは当てはまるものが出てくるであろう知っておくべき5つの助成金を紹介しました。

ZEHに関しては、初期投資額としては頭を悩ませてしまう部分になるかもしれません。しかし、住宅という長い目で見た際、お得に過ごせるケースも多くあります。

人生における最大の買い物。

自身の納得のいく住宅を手に入れるうえで、活用できる助成金は必ず申請するようにしてくださいね!