大手企業をはじめ、副業解禁、副業推奨などの記事が近年多くなってきています。働き方改革など、私たちにとって仕事とどのように向き合うかということを考えてみるいいきっかけだと私は考えます。
あえて、この記事では副業のことを「複業」と表現してみました。意味合いとしては同じです。
しかし、「主・副」のようにあくまでついでやとりあえずのようなイメージではなく、「単・複」のように増やしていくイメージでとらえてほしいという思いで記載しました。
この記事では、副業(複業)を始めたいけど一歩踏み出せないという方に副業(複業)の”良さ”をお伝えしていきます。
Contents
副業(複業)へのイメージは、意外と好意的?
このサイトに訪問された方は、副業に対してどのようなイメージを持っていますか?
- お小遣いが稼げる
- 大変そう
- 会社にばれたらヤバい
- そんな時間はない
色々な意見聞こえてきそうです。ポジティブな意見もあれば、ネガティブなものもあります。
約600人を対象に「副業について、どう思いますか?」というアンケート調査を実施した結果、約4人に3人は「やるべきだ」「業務時間外であればやっても構わないと思う」と肯定的な回答が得られました。
しかし、同じアンケート調査の中で「副業をしていますか?」との質問に対しては、「している」と回答した人は約5人に1人しかいませんでした。
実際に、やってもいいかなと思っている人でも、実際に副業を始めることに対してはハードルがあるのでしょう。
安定が一番という、迷信・・・?
副業禁止
多くの人が第一声として口から出てくるのが、会社から副業禁止と言われているではないでしょうか?特に、公務員の方などにおいては、法律上(国家公務員法、地方公務員法)禁止である旨なども定められており、解雇などの処分があるのも事実です。
しかし、一般企業のほとんどは、副業禁止について「就業規則」の中に記載されているのが一般的です。実は、副業禁止の規定自体は、労働基準法などの法律で定められたものではなく、会社独自のルールとして記載されているのです。
そのため、過度に少しでも副業をしたら会社を解雇になるなど心配する必要はないと考えます。
実際に解雇に至った判例などを見てみるとほとんどが下記の内容にあてはまっています。
- 副業のために遅刻や欠勤が多くなったと判断される場合
- 競合する他社でのアルバイトは会社の利益が損なわれると判断される場合
- 会社固有の技術やノウハウが漏洩されると判断される場合
- 会社の名前や名刺を使って副業を行なう場合
- 違法な仕事をして会社の品位を落とす惧れがある場合
これらに当てはまるような、過度な副業はむしろ副業とは言えない範囲になってしまっていますので解雇されても仕方ありませんね。
違法ではありませんが、風俗関連、マルチビジネスはやめておきましょう。
時間がない
残業が多い、プライベートの時間が欲しい、タイミングが合わないなど「時間」に関する理由も多いと思います。
副業は、あくまで「副」と捉えれば確実に本業とプライベートを優先する必要があるでしょう。
しかし、副業に対してお金以外のものを求めたとした場合、残業をしないように努力したり、プライベートが副業になったりするケースもあると思います。
時間がない、という言葉は、もしかしたら言い訳かもしれません。
自身が副業を始めたいと思ったきっかけは何か、をしっかりと考えてみましょう。その上で、本当に必要であれば副業のための時間を作る工夫が生まれてくるはずです!
そもそも副業にどんなものがあるかわからない・・・
意外と多いのが、そもそもよく副業って聞くけど、何が副業なのか、何をしたらいいのかがわからないという言葉。
一番身近なところで考えてみると、「アルバイト」が副業にあたります。学生時代を思い返してみて下さい。
学生の本業は、「学業」。そして、アルバイトはあくまで「副業」になりますよね?ここに関しては、人それぞれ学生時代の過ごし方は様々なので一概には言えないかもしれませんが。(私自身、アルバイトが本業の時期もありましたね・・・)
このように、副業と言っても難しく考える必要はありません。
単純に、私たちが普段お金を払っているコトやモノを、逆にして提供することが立派な副業にあたると考えてよいでしょう。
副業(複業)に興味があるなら、一歩踏み出す勇気を!
もし、あなたが少しでも副業に対して関心や興味があるのであれば、ぜひ行動にうつしてください。
- まずは、どんな副業があるかを情報収集する
- 自身が取り組めそうなものをチョイスする
- 無理のない範囲でやってみる!
まずは、この3ステップでチャレンジしてみましょう!
しかも、複業には大きなメリットがありますよ!
収入が増える
大なり小なりありますが、副業と言えども仕事に変わりはありません。働いた分だけ、お金をもらえます。
- お小遣いを増やしたい
- 家計を楽にしたい
- 趣味を充実させたい
- 会社を辞めたい(独立したい)
- ローンを返したい
どんな理由でも構いません。そんな目標を達成するために、副業に取り組むことはプラスになります。
知識・スキルが身につく
例えば、文章を書くことが苦手な人が、ライティングの仕事に取り組んだとします。始めのうちは、上手くいかず、苦労するかもしれませんが、繰り返し行うことで必ず読みやすい、まとまった文章が書けるようになるはずです。
また、知識や資格を持っているけど本業では全く活用していないケース。
その分野で困っている人や悩んでいる人、資格の勉強法を知りたい人などに教えてあげることができます。得意分野を活用することで、さらにブラッシュアップされ、もしかしたらその分野でのプロフェッショナルになれるかもしれないです。
人脈が増える
副業の種類にもよるとは思いますが、人と接する仕事や教える仕事などを通して、本業では接しない人たちと触れ合うことができます。
そこで、思いもよらない出会いもあるでしょうし、交友関係が広がる、仕事につながる出会いがあるかもしれません。
人なので、現状に安定を求めてそこで安心してしまいます。
そんなマンネリした日常に、少しの刺激を与えてくれることも副業の良いところだと思います。
副業のリスクは忘れずに、新たなステップを!
最後に、冒頭でも書いた通り、あくまで本業ありきで副業に取り組む方が大多数だと思います。
副業を公式に許可している会社以外は、就業規則の副業禁止などでストップがかかるリスクがあることは忘れずにしてください。
そして、本業に影響がない、家族に迷惑をかけない範囲で取り組んでください。
一歩踏み出す勇気が、これからの人生を明るくしてくれると信じています!