【大手３社比較】賢く節約！マイカーから「シェアカー」の時代へ

若年層、都市部在住者を中心にマイカーを持たないライフスタイルが定着しつつあります。

しかし、マイカーを持たずとも自動車を使用する機会がゼロになるわけではありません。

そんな中、活用できるのが「シェアカー」です。

ここでは、主要3社のシェアカーの特徴とオススメ度を解説していきます。

Contents

そもそも本当にシェアカーはお得なのか？
- シェアカーのメリット
大手カーシェア　～選ぶポイント～
総合評価　～使い勝手の「カレコ」・長時間の「オリックス」・地方の「タイムズ」～
固定費の抑制が「節約」の第一歩

そもそも本当にシェアカーはお得なのか？

よくマイカーを持つと「維持費」がかかると聞きます。具体的に、車を所有することでどのくらいの費用が掛かるかをチェックしておきましょう。

例）プリウス

住まい：大阪

家族構成：2人家族

使用用途：主に、週末

一時費用

車両代：2,777,563万円（グレードA・2WD・FF他）※1 オプション除く　※2 新車
自賠責保険：39,120円（購入時、3年分一括、以後2年おき27,840円）
車検代：41,800円　※平均金額＋手数料にて算出

年単位費用

自動車保険（任意）：65,000円/年　※平均金額にて算出
自動車税：39,500円/年

月単位費用

ガソリン代：6,210円/月（レギュラーガソリン：大阪平均138円、タンク容量：45L）
駐車場代：8,000円/月　※全国平均額を参照

上記には、必ずかかる費用としての代表的なものをピックアップしました。

このケースで見ると、年間27万5,020円が必須費用として掛かることになります。さらには、車両費用をローンで支払いにした場合にはその分が月々の支払いに上乗せされることになります。（月1万円としたら、計年間40万円程度）

ザックリとした、計算ですがマイカーを所持した場合、年間約27万円（2.25万円/月）が維持費用として必要になります。

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つまり、マイカーとシェアカーどちらがお得か？という点では、毎月2.25万円以下であれば「シェアカー」のほうがお得になるということですね！！

週末だけ、イベント時だけなど自動車の使用が限定的な人においては、間違いなくシェアカーの方がお得になると思います。具体的に、どのくらいお得になるかは、本記事を読んでもらえるとわかります。

シェアカーのメリット

①お金の節約（駐車場代、保険代、車検代、ガソリン代など）

上記のマイカー所持で必要だった固定費（必須費用）がシェアカーでは不要なケースが多いです。つまり、それだけ維持にかかる費用面が節約できることになります。

②維持の手間暇がない

マイカーの場合、日々のメンテナンスや洗車、お手入れなど必要に応じて実施する必要が出てきます。シェアカーの場合は管理会社が一元管理しているため、乗ることだけに集中できます。

③イベントに応じて、車両選択が可能

なんといっても、乗車車両を選べることはメリットになります。

デートでは、オシャレな車両。大人数での旅行は、ミニバン。ちょっとした買い物などは、コンパクトカーなど。

使用用途に応じて、車両を選べるのはマイカーではできないポイントです。それに応じて、価格面も節約できる点もいいですね。

大手カーシェア　～選ぶポイント～

１．初期費用の安さ

サービス名	タイムズカーシェア	オリックスカーシェア	カレコ・カーシェアリングクラブ
公式サイト
初期費用	初期費用　1,550円月額基本料　1,030円	初期費用　1,000円月額基本料　980円	初期費用　0円月額基本料　980円
オススメ度	★★★☆☆	★★★★☆	★★★★★
備考	初期費用無料キャンペーン有（2018年8月31日まで実施）	初期費用無料キャンペーン、月額基本料2ヶ月無料など定期的に有	月額基本料無料プランも有

初期費用については、会員登録時に1度きりのものに加え、月額基本料があたります。

会員登録費用（初期費用）については、各社無料キャンペーンなどで大差はありません。ある意味、シェアカーでの維持費にあたるのが月額基本料。

初期費用の面から見ると、月額基本料無料プランのある「カレコ」が、とりあえずの登録にいいかもしれません。

２．カーステーションの数

サービス名	タイムズカーシェア	オリックスカーシェア	カレコ・カーシェアリングクラブ
公式サイト
ステーション数	約9,000か所	約1,500か所	約1,100か所
オススメ度	★★★★★	★★★★☆	★★★☆☆
備考	全国（島根・佐賀除く）をカバー	主要都市（東北・関東・東海・近畿地方中心）	都市部限定（関東・近畿が中心）

シェアカーに求めるポイントの一つとして、「いつでも、気軽に、どこでも」の利便性が挙げられます。

この観点から行くと、「タイムズ」が全国カバーしていることからも圧勝ですね。ちょっとした旅行や出張に行った際の移動手段として重宝することでしょう。

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個人的には、地方に行けば行くほど日常生活に自動車は必要不可欠になる傾向にあるため、シェアカーという利便性の恩恵を受けるのは主に都心部の方になると考えます。

３．車種のラインナップ数

サービス名	タイムズカーシェア	オリックスカーシェア	カレコ・カーシェアリングクラブ
公式サイト
車種数	29車種	19車種	50車種
オススメ度	★★★★☆	★★★☆☆	★★★★★
備考	コンパクト、セダンは豊富。SUV、ミニバンも気にならない。一部高級車・外車も選択可能。	コンパクト、セダンは豊富だが、SUVやミニバンは少ない。普段使用では、全く問題なし。	コンパクト、セダン、SUV、ミニバン、ベンツ(高級車)など。ラインナップは、3社中最も豊富。

どのサービスを見ても、普段使用するにあたっては、全く気にならないラインナップが取りそろえられています。使用用途や使用頻度、設置されたステーションの立地などで最も使い勝手が良いカーシェアを選択する際に参考する程度でよいと思います。

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カーシェアのメリットの一つとして、様々車両を気分や用途に応じて使い分けができることがあります。そのような観点からすると、デート、旅行、買い物、チョイノリなどケースバイケースで車両が選びやすい「カレコ」はオススメです。

４．利用料金の安さ

サービス名	タイムズカーシェア	オリックスカーシェア	カレコ・カーシェアリングクラブ
公式サイト
短時間	206円/15分	200円/15分	130円/10分
6時間	4,020円	3,500円	3,800円
12時間	6,690円	4,500円	6,300円
24時間	8,230円	6,000円	7,800円
オススメ度	★★★☆☆	★★★★☆	★★★★☆
備考	距離料金：16円/km	距離料金：15円/km	距離料金：15円/km

カーシェアのコストを考えるときに見るべきポイントが、普段の利用料金です。

各社見てみると、短時間使用（１～３時間程度）の場合は、「カレコ」が最も安くなります。また、10分刻みでの課金制度になっているため、よりコストダウンが可能になります。

対して、6時間以上など比較的長時間の利用の場合は、「オリックス」が最も安くなります。

6時間未満の比較的短時間利用：カレコ
12時間以上の長時間利用：オリックス

総合評価　～使い勝手の「カレコ」・長時間の「オリックス」・地方の「タイムズ」～

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では、総合的に各社を比較するとどれが一番おすすめなのか？

サービス名	タイムズカーシェア	オリックスカーシェア	カレコ・カーシェアリングクラブ
公式サイト
総合評価