資産運用

投資入門!いまさら聞けないNISAとは?

投資と聞いて、どんなイメージを抱きますか?

「怖い」や「リスクがある」、「面倒くさい」などとネガティブなイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

では、何もしなくて少しでも手元に入るお金が増えたらどのように思いますか?

投資とは、お金に働いてもらうこと!

「投資」は、よく貯蓄(貯金)と対比されることがありますが、銀行やタンス貯金をしていても現在の金利では雀の涙程度しかプラスになりません。

例えば、ゆうちょ銀行では、通常貯金で0.001%。定期貯金で0.01%となっております。
100万円を預けたとして、年間1000円~1万円の利息が得られるのが現状です。(平成30年5月現在)

しかし、投資においては正しい知識を持って正しく運用を行えば。それ以上の利益を得られる可能性があります。さらには、2014年1月からスタートしたNISAを活用することで利益を最大化させることができます。

正しい知識を身につけ、少しでも投資とは怖い、リスクしかないといった間違った認識ではなく、正しく行えば家計の味方であることを知ってもらいたいです。

主な、「投資」と「貯蓄」の違い

 

NISAとは?

NISA(ニーサ)は、小額投資非課税制度の愛称です。証券会社や銀行などの金融機関で、小額投資非課税口座(NISA口座)を開設して、株式や投資信託等を購入すると、本来、約20%課税される配当金や売買益等が、非課税となる制度です。 (出典:金融庁HP)

つまり、従来だと株式などによって得られた利益には課税されていたが、年間120万円までの投資枠に対しては税金がかからないということです。

通常:利益10万円 -(10万×20%)= 8万円(手元に残る)
NISA:利益10万円 = 10万円(手元に残る)

NISAの始め方

まず、NISA口座を開設する必要があります。

  1. 金融機関からNISA口座開設書類を入手
  2. 金融機関に必要書類を提出
  3. 提出書類の審査
  4. 審査結果の連絡
  5. NISA口座開設・取引開始

口座開設時の注意ポイント

  • 20歳以上から開設可能
  • 一人一つの口座のみ
  • 口座開設先は、年単位でしか変更ができない 

様々なNISAがスタートしている

一般のNISAに加えて、2016年に「ジュニアNISA」、2018年に「つみたてNISA」がスタートしています。

NISA種類別特徴の違い
  • 一般NISAとつみたてNISAはどちらか一方しか利用できません。
  • ジュニアNISAを活用することで、家族みんなNISAを利用ができます。

NISAは、投資への間口を広げてくれる制度です。

今や銀行へ預けていてもお金が増えない(金利が低い)現在、賢く将来設計を行っていく上では、正しい知識を身につけリスクを軽減し、資産形成を行いましょう!