「お金」の勉強をしなきゃと思ってはいるものの・・・
なにから、どんなことから学べばいいのか悩んではいませんか?この記事を読めば、”お金の教養”を身につけるための6つの科目を知ることができます。
まずは、自分自身の興味関心が高いこと、実生活に関係深いことから学び始めてみませんか?
避けては通れないのが、お金の知識
しかし、私自身かれこれ人生を過ごしてきた中でお金の知識について学ぶ機会は非常に少ない、全くなかったといってもいいくらいです。
「金融に関する教育経験の有無」についてのアンケート結果からも、約11.6%の人しか金融に関する教育を受けたとの回答が得られていました。
つまり、私たちにとってお金にまつわる知らない情報がたくさんあり、中には知らないがために損をしている恐れがあります。
誰もが必ず、一生をかけて必要になるお金の話。そんなお金にまつわる知識を少しでも身につけられる機会にしたいのが本ブログの目的でもあります。
知っておくべきお金の知識!6選
生活していく上で、これだけは押さえておきたいポイントを紹介します。
- 税金の話
- 医療制度の話
- 投資の話
- ローンの話
- 生命保険の話
- 年金の話
どれも、人生におい必要不可欠な項目であり、知っていると知らないとでは、得する損するが出てくる可能性があるものばかりです。
ちょっとした知識が、あなたの資産や生活を豊かにするため、毛嫌いせずに興味を持ってもらえたらうれしく思います。
1.税金の話
生活していく上で、絶対に避けられない税金の話。代表的なものでは、消費税ですが、所得税、住民税の仕組みや割合程度は知っておいても損はないでしょう。
所得税は、住民税と異なり累進課税制度がとられており収入が高い人ほど高い税率が課せられています。
巷でいう節税とは、見かけ上の所得額を下げることによって税率を下げたり、納める税金を少なくすることです。
これらの税金と関係深い「ふるさと納税」
ふるさと納税、一度は耳にしたことがあると思います。好きな自治体に納税をする代わりに、ご当地の返礼品をお礼としてもらえる制度。ふるさと納税額に応じて、納税額-2000円が住民税(所得税も含む)から控除されるものです。実質、2000円の負担で返礼品が受け取れるということで、近年実施する人が増加傾向な制度です。
2.医療制度の話
病院にかかったことのない方は、おそらくいないと思います。もちろん、かかっても1年に数回程度ですという方はそのまま健康な体を維持してください。
しかし、いつどのタイミングでケガや病気をするかは予想がつきません。そんな時のためにも、活用できる医療制度の概要程度は認識しておきたいです。
例えば、高額療養費制度などは1ヶ月の医療費支払いが一定額以上の場合、一定額を超える額が給付される制度です。70歳未満で一般的所得の場合、上限額は約8万円程度になっています。
さらに、付加給付制度もあります。加入している保険組合によっては、独自の上限額を設けている場合もあるため、事前に確認しておくとよいかもしれません。
3.投資の話
海外と比べて最も疎い部分が、投資の話だと思います。いまだに貯蓄しかしていないという方もいらっしゃるかもしれません。投資と貯蓄の違いについて、「NISAについて」で簡単に触れていますが、お金に働いてもらうという考えを持つことです。
株式や投資信託に対して、「怖い」や「リスクが大きい」といった思いがあるかもしれません。
正しい知識を持ち、適切に実施を行えば、リスクを軽減しつつ利益を得られます。
4.ローンの話
人生最大のローンと言えば、「住宅ローン」でしょう。一生に一度の買い物であるため、しっかりと身につけておく必要があります。
にもかかわらず、あるアンケート調査では住宅ローンを組んだ約半数の方は住宅ローンや金利の仕組みをしっかり理解しないまま契約してしまっている実情が明らかにされていました。
2020年東京五輪、消費税増税などのイベントも控えている今、住宅購入を検討している方も多いのではないでしょうか?
営業マンや銀行担当者の言うことを鵜吞みにせず、ご自身で判断できるある程度の知識を身につけてい欲しいです。
住宅ローン以外について
住宅ローンに比べたら、少額かもしれませんがマイカーローン、クレジットカード分割(リボ払い等)もローンに含まれます。ローンは、大小はあれど利息負担が生じていることをしっかり認識しておく必要があります。
5.生命保険の話
住宅購入費用に次いで高額な買い物と言われるのが、「生命保険」です。保険営業マンに言われたまま加入してしまったり、加入後一度も補償内容を見直していないことはありませんか?
年齢を重ねるごとに、必要な保障内容は変化していきます。下記表は、年代別の必要保障の程度を簡単にまとめました。
本当に必要な保障をその都度見直し、リスクに備えつつも賢く節約しましょう。
6.年金の話
老後を過ごすうえで、マネープランを立てるうえで重要になるのが年金受給額。納税期間等に応じて、受給額が決定されるため自身がいくら受給できるかを把握しておくことが、安心した老後生活を送るうえで重要になってきます。
「家計調査報告(家計収支編)―平成29年平均速報結果の概況―」(総務省統計課)の高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の家計収支をもとに計算してみます。
- 収入 20万91989円(うち社会保障給付は19万1880円)
- 消費支出 23万5477円
- 非消費支出 2万8240円
- 収入-支出 ▲5万4519円
社会保障給付=公的年金等とすると、毎月の公的年金では不足する金額は「社会保障給付-(消費支出+非消費支出)」=19万1880円-(23万5477円+2万8240円)=▲7万1837円です。65歳リタイア後25年間に必要な生活費は約2200万円、30年では約2600万円になります。
少なくとも計画的な貯蓄をはじめとする資産形成を実施しておく必要がありますね。
確定拠出年金なども、最近では注目が集まっていますね。
情報収集の機会を上手に活用して!
知っておいて損のない「お金の話」を紹介してきました。全てを自身で調べたり、理解するのは時間も労力もかかることだと思います。
最近では、これらのお金に関する情報はWEB、TV、雑誌、セミナーなど様々な機会で発信されています。
自身が最も興味がある分野、関係するポイントだけでも積極的に情報収集を行ってほしいと思います。