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【2018年版】就活・転職における未来の稼げる職業図鑑

就職活動における学生有利の「売り手市場」、AI台頭による一部職業の消失など、近年の職業環境は急速に変化しつつあります。

これからの時代、誰もが知っている大企業、有名企業に勤めてさえいれば安心。公務員であれば、ライフワークバランスや安定が得られるといった考えは古い常識に成り得るかもしれない。

そんな気付きを与えてくれたのが、「2025年稼げる新職業(日経ビジネス:2018.07.02)」です。

本当にやりたい仕事(職業)は何か?

社会に出てきたばかりの新入社員は自身の職業(就職)に対して、どのように考えているのでしょうか?

トーマツ イノベーション株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 眞﨑大輔)が2018年入社の新入社員に対して実施した調査によれば、「今の会社で働き続けたい」と回答した人は、53.8%とであり3年連続減少している。

それに伴い、転職を入社直後の時点から念頭に置いている新入社員が増加していることがわかる。転職の理由は定かではないが、就職した会社が単純に合わなかったときのため、スキルアップのため、キャリアアップのためなどでしょうか?

職業選択においては、個人の価値観が最優先になるが、自身の得意不得意、好き嫌いを加味した選択が大前提になることでしょう。

そんな中、未来の有望な新たな職業が生まれてきていることを知らないことは損でしかないです。

2025年稼げる新職業(日経ビジネス:2018.07.02)」では、様々な新職業を紹介していますが、主な購読者層(20代~50代、ビジネスパーソンが中心)のみならず、これから就活、進学する若い世代にも知っておいて損のない情報が詰まっています。

そんな新職業を、少しだけまとめてみましょう。

将来有望な新職業を一挙公開!

本記事では、新職業を「持続性」「希少性」「注目度」「社会的ニーズ」「非定型性」「独立性」の6つのカテゴリーにて評価を行っています。各カテゴリーの意味合いは以下の通りです。

  1. 持続性:年をとっても働き続けられること
  2. 希少性:担える人材が少ないこと
  3. 注目度:(4)社会的ニーズと同様
  4. 社会的ニーズ:今後の成長市場に関わること
  5. 非定型性:仕事の内容が単調でないこと
  6. 独立性:他人に振り回されない仕事

上記6つのカテゴリーが十分満たされている職業が、今後の未来を担う可能性のある職業ということです。

では、実際にどのような職業が注目されているのでしょうか?

新職業 推定年収 概要
ホワイトハッカー 2000万円以上 ネット社会(サイバー空間)におけるセキュリティー人材
仮想空間創造師 2000万円以上 VRコンテンツ作成など、バーチャル世界の演出師
人工肉クリエーター 将来的に2000万円以上? 人類の食糧危機を救う救世主
ドローン制御技師 1000万円以上 人よりドローン多い時代の安全を守る立役者
データサイエンティスト 1000~2000万円以上 ビックデータを扱うデータ料理人
サイボーグ技術者 将来的に1500万円以上 高齢化社会における生活QOL維持の担い手
eスポーツプレイヤー 1000万~1億円以上 ゲーム界のアスリート
インセクトブリーダー 1000万円以上 昆虫博士?昆虫マニアからみるヒーロー
Vチューバー 1200万円以上 2次元版ユーチューバー
オンライントレーダー 1000万~3億円以上 株式・為替など電脳世界の勝負師
IoT農家 1000万円以上 熟練の技とITの融合の担い手
エンブリオロジスト 1000万円以上 100万分の1mの神業で不妊患者を救う
DNA解析専門家 1300万円程度 創造性と技術による多分野におけるサポーター
メディカルサイエンスリエゾン 2000万円以上 製薬業界の新たな情報伝達の担い手
植物空間デザイナー 1000万円超 緑化プロジェクトによるストレスフリーの創造師
ネット探偵 1000万円 SNSなどネット社会におけるサイバー探偵
クラウドファンディングコンサルタント 800万円以上 資金集めのプロフェッショナル
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新職業:データサイエンティストにおいては、既に人材不足が嘆かれています。IT人材は、高度なスキルが求められるため自社育成にも多大なコストと時間が必要になるため、労働市場では引く手あまたな状態に・・・。
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専門性を磨くべし!

17つの新職業が紹介されていましたが、全てに共通することは「高い専門性」が求められるという点です。そして、複数のスキルを同時に組み合わせる能力も求められる点が挙げられます。

特にIT技術の発達に伴う、デジタル関連のスキルが今後の職業を担っていくと考えられます。

専門性を習得する方法としては、大学など教育機関での習得、職業を通してのOJT、転職・複業によるマルチキャリアなど様々な方法があります。

冒頭の新入社員のアンケート調査でありましたが、転職をすること自体は悪いことではありません。

しかし、自身のキャリアアップなどをふまえ、なりたい姿(就きたい職業)から逆算した就職や転職の選択を実施してみるとより充実した人生を過ごすことができるのではないかと思います。

まとめ

今の時代、大企業、有名企業に入社しても一生安泰が約束されることはないことは明白です。

そんな中、自身の知識やスキルがこれからの社会に貢献できるのであれば、私個人としては本望だと感じます。

好きではない仕事、有名だからで就いた職業など様々な境遇に置かれた社会人の方がいるとは思います。

昔では考えられなかったような職業が、現代社会では新たに生まれてきています。こんな職業があったんだ、こんな働き方があるんだという情報を知ったことは大きなきっかけです。

現状に満足していない、キャリアアップを目指したいという方にとっては新たな道への第一歩を踏み出すきっかけになるのではないでしょうか?

最後に、本記事は「2025年稼げる新職業(日経ビジネス:2018.07.02)」を参照し、投稿させていただいています。

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