副業に関心が高まる中、在宅でできる、PC一台でできる副業としてクラウドソーシングに取り組もうと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、在宅などオンライン上でやり取りをする観点から、顔が見えない、本当に大丈夫なのかなどの不安を感じる部分もあるかと思います。
代表的サービス提供会社としては、クラウドワークスやランサーズなどがあります。
大手かつ信頼性も高いですが、口コミや実体験から言えることは、トラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。
そんなクラウドワークスやランサーズを利用する上で、トラブルなく副業を行っていく上で注意するポイントをまとめていきましょう。
Contents
クラウドワークスで副業する上で、注意する7つのポイント
1.本人確認がされているか?
クラウドワークスやランサーズでは、本人確認を推奨していますが任意となっています。
発注者、受注者共に本人確認がなくても仕事のやりとりを行うことは可能です。
しかし、仕事に限らず、ネットショップなどで身元が不明な相手からモノやサービスを購入しようとしますか?おそらく、買わないと思います。
クラウドソーシングで多いトラブルの一つが、報酬の未払いです。
せっかく時間をかけて完成させた案件が、タダ働きならないためにも必ず本人確認がされている発注者(クライアント)から仕事を受注するようにしましょう!
本人確認の重要性
発注者の本人確認に加えて、受注する側も必ず本人確認を済ませておきましょう!受注側の私たちが本人確認を見るのと同じで、仕事をお願いする側も必ずチェックしています!
2.評価が低くないか?
本人確認と同様に、発注者の評価は仕事内容を見る以前に確認しておくことをオススメします。
高単価、得意分野の案件があったとしても、評価が低いクライアントの場合はトラブルが起こる可能性が高いです。
評価が低い理由としては、連絡が取れなくなる、仕事を完了しても非承認が多い、報酬額の引き下げを要求させるなどが挙げられます。
クラウドワークス、ランサーズ共に5段階評価が行われており、4点以上のクライアントであれば比較的安心して仕事を受注できるでしょう!
直接の報酬支払い(取引)を提案してこないか?
クラウドワークスやランサーズをはじめとするクラウドソーシングサービスでは、直接取引を禁止しています。
直接取引とは、クラウドワークス上で業務連絡、受発注、報酬の支払いなどを行わず、個人間(チャットワーク、Skype、LINEなど)でやりとりをすることです。
クライアントとしては、受発注の効率化、管理のしやすさ、システム利用料の節約など直接取引を行った方がメリットが大きいからです。
しかし、これは立派な契約違反にあたります。
一か月間案件をこなして、いざ報酬を受け取ろうと連絡を取ったら返事がない、など報酬未払いといったトラブルの原因になりかねません。
中には、同じクライアントと継続的に仕事をすることで直接ということもあるかもしれませんが、初心者の場合はこのような誘導があったとしても、応じないようにしましょう。
初期費用や商品購入が必要ではないか?
基本的に、クラウドソーシングサービスを利用するにあたって私たちに費用が発生することはありません。
もちろん、デザイン系やIT系の案件であればそれ相応のソフトやツールが必要になりますが、それらを受注する時点でおそらく所持しているケースがほとんどでしょう。
仕事をするにあたってはまず勉強してもらう、専用ツールでしか作成させないなど初心者に対して、商品購入を勧めてくる場合はお断りするようにしてください。
初期費用や商品購入は、不要なのはもちろんのことですが、そのようなものが必要ない仕事はたくさんあります。
また、有料の商品やサービスを購入して、その口コミやレビューを求めてくる場合なども注意しましょう。お金を稼ぐのに、出費が生じてしまっては元も子もありません。
個人情報を求めてこないか?
仕事を受注する側の私たちは、クライアントに対して自己PRを含めサイト内から応募をかけます。
その際に、仕事に関すること以外に住所や電話番号、メールアドレスなど個人情報を求められた場合は要注意です。そもそも、クライアントにとってこれらの情報は必要ないからです。
私たちは、クラウドワークスやランサーズといったプラットフォームを通じて仕事をするのであって、これらの個人情報はすでにサービス会社へ登録しているため、クライアントに教える必要は全くありません。
つまり、これらを求めてくる場合は、悪用やDMなどの不利益が出てくる可能性が考えられるため教えないようにしましょう。
メールアドレスだけは教えなければいけないという際には、フリーメール(Yahoo!やGoogleなど)を利用するようにしましょう。
お試し(テスト案件)でもきっちり報酬が支払われるのか?
クラウドソーシングでは、アルバイトでいう試用期間のようなものを定めているクライアントもいます。クラウドワークスでは、テスト案件と呼ばれています。
これ自体は、違反でもなんでもなく、発注者としては当たり前の対応です。対価としての報酬を支払うため、それに見合うスキルを持っているか確認する目的があります。
一般的には、報酬単価は通常よりも低くなりますが(だいたい2~3割減)、こなした仕事に対しては報酬が支払われるケースがほとんどです。テスト案件で、能力が十分と判断されれば、通常単価で仕事を受注することができます。
しかし、クライアントの中にはテスト案件に対して報酬を支払わないケースもあります。
案件をこなしたことには変わりないのに、未報酬は基本あり得ません。テスト案件を要求された場合には、必ず報酬の有無を確認してください。
もし報酬を払わないようなクライアントとは、取引は行わないようにしましょう。後々、トラブルを起こされる可能性があります。
仕事内容がしっかり明記されているか?
クライアントの仕事募集要項欄に、業務内容、報酬、記事数、納期など「いつまでに、なにを、どれくらい」が明記されているかを確認しましょう!
これらが、しっかりと盛り込まれている案件は、安心して応募できるものと考えられます。
当初の報酬額と支払額がいつの間にか違っていたり、業務量を増やされるなどトラブルの原因となります。
仕事内容など不明な点がある場合は、仕事の契約をする前に必ずクライアントに確認するようにしましょう。
困ったときは運営へ相談・報告
案件をこなしていくうちに、大小はありますがトラブルや不安な事案が出てくると思います。
そんな時は、クライアントの言いなりになる、泣き寝入りするのではなく運営側へ相談・報告をするようにしましょう!
悪質な場合は、アカウントの凍結など他者への被害拡大を防ぐための措置が取られる場合もあります。また、未報酬に対しても、徴収してもらい支払ってもらえるケースもあります。
安心して副業を進めていく上でも、不安なことや困ったことは必ず報告するようにしてください。
まとめ
クラウドソーシングで副業を始める上で、初心者の方はこれだけは注意しましょう!
- クライアントは、本人確認しているか?
- 評価は低くないか?
- 直接取引を依頼してこないか?
- 費用の発生を要求してこないか?
- 個人情報を求めてこないか?
- テスト案件でも報酬を支払ってくれるか?
- 仕事内容が明記されているか?
この7つのポイントがクリアできているクライアントの方は、安心して仕事を一緒にできることでしょう!
少なくとも、仕事をこなして報酬が貰えないトラブルなど言語道断です!
そんな思いをしないためにも、必ず注意するポイントを確認したうえで、仕事に応募するようにしてくださいね!
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