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【試験対策】第24回医療経営士3級試験問題から学ぶ!

2018年6月17日(日)は第24回医療経営士3級の受験日でした。

受験された方は、お疲れさまでした。そんな私自身も、初受験を本日実施してきました。

ここ2年程急激な受験人数の増加を示すかのように、大阪会場においては約400名ほどが受験に来ていたと思います。

第24回医療経営士3級も、第23回同様4000人程度の受験者になると予想され、その約半分が合格になると予想します。

2018年7月17日(火)に、第24回医療経営士3級の結果が発表されました。

総評:難易度は上昇傾向?(受験者数↓・合格率↓)

2018年6月17日(日)に実施された第24回医療経営士3級試験の結果が発表されました。

医療経営士3級の概要(第1回~第24回)

 

  • 受験者数:2519人(前回3686人)
  • 合格者数:1151人(前回1748人)
  • 合格率:45.7%(前回47.4%)

直近3回(第21回~23回)の受験者から1000人弱受験者数が減少していました。

合格率も前回より2ポイント程度低下しています。

近年の医療情勢や2018年の診療報酬・介護報酬ダブル改定なども受け、受験者数が減少したのではないかとも考えられます。

しかし、医療業界全体を見渡すと、医療経営士の担う役割は非常に重要であり、今後も医療経営士の知識に対するニーズは高まると考えられます。

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今回、私も医療経営士3級を初受験した試験でしたが、無事に「合格」することができました。
第24回医療経営士3級 試験結果

試験対策における「情報不足」を少しでも解消したい!

医療経営士試験を受けるにあたって、もっとも感じたのが「情報不足」でした。

一般的な資格試験においては、過去問、問題集、参考書などが書店で購入可能です。さらには、対策講座などが様々な会社から提供されていたりするものです。

しかし、医療経営士において、過去記事(話題の医療経営士とは?資格取得までの道のりは?)でも書きましたが、公式テキスト、サブテキスト、予想問題集、対策講座が各1つずつしかないのが現状です。

さらに、過去問がほとんど出回っていないため、最新の情報に触れる機会が極端に少なくなってしまうことが危惧されます。

特に、医療経営という観点からみると、2年に1度の診療報酬改定、3年に1度の介護報酬改定が行われるため、常に最新の情報にアップデートする必要があります。

昨今の高齢化社会など最近の医療・介護における課題の一つでもあり、医療経営士の試験問題にも反映されやすい部分になります。

そこで、第24回医療経営士3級の経験を、今後受験を控えている皆さんへ届けたい!という思いで、記憶の限り試験問題を共有したいと思います。

印象:かなり細かい部分をついてくる・・・

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もちろん、基本的な部分(サービス問題、落としてはいけない問題)も多く出題されていましたが、一つの概要に対して細かな定義などを問う問題も多く出題されていたと感じました。

①医療法の概要と改正の歴史

医療法改正(第一次~第七次)における正しい記述を選択せよ。

  • 第一次:医療計画の導入
  • 第二次:特定機能病院の制度化
  • 第三次:地域医療支援病院の制度化
  • 第四次:「一般病床」と「療養病床」に区分
  • 第五次:社会医療法人の制度化

改正時期と改正内容を問われる内容でした。

医療法改正に限らず、公的医療保険制度の歴史など時系列に並ぶ内容については必ずチェックしておくと良いでしょう。時系列系の問題については、上記の「医療法改正」に加え「医療安全」や「医師不足」についても第24回試験では問われていました。

②診療報酬改定のプロセス

診療報酬改定における、どこで、何が決定されるかを選択せよ。

  • 社会保障審議会(社保審):基本方針
  • 内閣:改定率
  • 中央社会保険医療協議会(中医協):具体的改定内容

改定における、決定内容と決定場所とを問われる問題でした。

この分野においては、過去連続で出題しているポイントになっているので確実に押さえる必要がありそうです。

③日本の医療保障制度の国際的位置づけ

日本の医療保障制度と海外との相違点を選択せよ。

  • 日本・ドイツ・フランス:社会保険方式
  • アメリカ:民間保険/(メディケア/メディケイド)
  • イギリス:税方式

日本を起点として、海外の医療保障制度との相違点などを問われる問題でした。

④5疾病・5事業

医療計画における5疾病を選択せよ。

  • がん
  • 脳卒中
  • 急性心筋梗塞
  • 糖尿病
  • 精神疾患

診療報酬改定と同様、出題回数が多いポイントになるため確実に覚える必要があります。誤選択肢として、「肺炎」・「認知症」など知らなければ悩んでしまいそうなものが含まれていました。

⑤救急医療体制

第一次~第三次救急医療における正しい記述を選択せよ。

  • 第一次:在宅当番医制、休日夜間急患センター
  • 第二次:救急告示病院(入院や重症患者の受け入れが可能)
  • 第三次:救命救急センター

ザックリ上記の救急医療体制を抑えるのはもちろんのこと、今回は救急救命士の役割、搬送患者の重症度といった部分まで問われていました。

⑥特定機能病院について

特定機能病院における正しい記述を選択せよ。

  • 特定機能病院:厚生労働省の承認、高度医療の提供、400床以上など

原則、地域医療支援病院の特徴とセットで理解しておく必要のある分野になります。

今回は、周辺医療機関との共同使用や特定領域での追加承認有無などについて詳細を問う内容になっていました。

⑦病床と病棟について(人員配置)

医師の人員配置として正しいものを選択せよ。

  • 一般病床: 16:1
  • 療養病床: 48:1
  • 外来患者: 40:1

各病床における医師の適正配置について問われれていました。

「病床・病棟」においては、診療報酬も関わってくるポイントになるため、「看護師の配置」「入院基本料」に関わる部分もしっかり押さえておく必要がありそうです。

⑧医療広告について

クリニックのHPにおいて実施不可なものを選択せよ。

  • 開院○周年
  • 都知事の許可取得済み
  • 平均外来数○名
  • 二重瞼施術料○○円
  • 24時間受付中

実際のHPを模した出題形式であったため、臨場感を感じられました。いわゆるポジティブリストをしっかり把握しているかを問われていました。

時事問題対策として、最新情報も必ずチェックが必要

まだまだ、試験問題についてお伝えしたいのですが、他の機会にまとめて報告させていただきます。

記憶のある限り、出題内容を下記に列挙しておきます。

  • 社会医療法人について
  • 評価療養と選定療養の内容について
  • 診療報酬の構造について(基本診療料)
  • 病院における(MRI・PET・RI検査)の導入率について
  • CRC・IRB・SMOなどの略称について
  • 医療機関と金融について
  • サービスの定義
  • コーチングスキル
  • 医療メディエーターについて
  • インフォームド・コンセント
  • パーソンセンタードケア
  • 成年後見人制度
  • 介護医療院について
  • 2035年関連
  • 不活化ワクチンについて

基本をしっかり押さえることが、合格の近道!

初受験を通して感じたことは、知識の基本をしっかり押さえていれば合格ラインの6割程度は正答できると思います。しかし、例年受験者も増加傾向にあることから、難易度もそれに伴い高まることが懸念されます。

医療経営士の取得を目指す方の多くは、医療業界の方々が多いと思います。

日常業務のに関する知識に加え、テキストなどの関連知識を付加していくことで必ず合格に近づくと思います。

本番試験問題も参考にしつつ、予想問題集、テキスト等を活用しながら学習に取り組んで頑張っていきましょう!

医療経営士3級試験に関して、要望や質問などありましたら、コメント欄にお願い致します。

また、医療経営士3級資格試験に関する学習ポイントを公式テキスト(計8冊)別にまとめていますので、参考になれば幸いです。

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