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【実録】30万円以上高くなる!一括査定で車を高く売るコツとそのリアルな方法

どうせ車を売るなら「ラクして高く売りたい!」と思うのが普通でしょう。

しかし、手間をかけずにより高く売る方法がさっぱりわからない、ディーラーや中古車買い取店の見積りより高く売れるかわからない、と迷っている人もいるかもしれません。

車を売却する方法は、大きく4つあります。

車両を売る方法
  1.  ディーラー下取り、買取
  2.  中古車買取店で査定
  3.  車一括査定
  4.  個人間売買

この4つの中で、最も高く売るために一番オススメなのが③車一括査定を利用する売却方法です。

今回は、車一括査定を利用して車を“高く”売るためのコツと一連の流れを、実際に私が買取相場より30万円以上高く売却できたフローを元にご紹介します!

【実録】YOUYOUの車両売却の実績公開!

2019年に入り、家庭の事情により泣く泣くマイカーを手放さなければならない事態に。

1ヶ月ほどの情報収集の期間を経て、この4月に無事に売却が完了しました。

管理人(YOUYOU)の車売却プロファイル
愛車 某ドイツ車
購入時期 2017年(新車)
購入価格 約400万円
買取相場 210~230万円 ※1
ディーラー査定額 215万円
売却価格 約245万円

※1 車選び.com他、平均の買取相場

新車で購入後、約2年間愛車として乗り回し、車検期間残1年、走行距離15,000㎞といった条件で、最終売却価格は245万円(+α)でした。車両自体は、モデル内でも最低グレードかつオプションなしだったにもかかわらず、この価格でした。

買取相場、ディーラー査定額と比較して30万円以上高値で売却できたことは、個人的には非常に満足する結果でした。

今回、私が売却を決めた中古車買取店は、「車一括査定サイト」経由で出会った会社ですが、振り返るとサイト経由で実際の売却に至るまでにいくつかポイントがあったと感じました。

ここでは、そのポイントを実際の買取業者とのやり取りのコツと含めてご紹介します。

\30万円高く売れた「車一括査定サイト」/

車一括査定で30万円以上高く売るためのプロセス

YOUYOU
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車一括査定サイトを利用する前後で、「いつ、なにを、どこで」やったかを備忘録的にご紹介します。
車売却までのプロセス

1. 愛車の参考査定額を知る
2. 車一括査定サイトへ情報登録
3. 各中古車買取業者とアポイント取得
4. 業者による車両の直接査定
5. 売却業者の決定
6. 売却に伴う必要書類の準備

1.愛車の参考査定額を知る

実際の査定が面倒な方は、次の「車一括査定サイトへ情報登録」へ

愛車の売却を検討する場合、まず最初にするのが愛車の「現在価格」を客観的に知ることです。

具体的には、インターネットの各サイトで同一車種の買取相場を調べるのはもちろんのこと、現物(車両実物)の価格を査定してもらいましょう。

査定を依頼する先としては、車の購入先(ディーラーや中古車販売店)に相談するのが最もスムーズでしょう。あくまで、この段階での査定金額は参考価格であり、最低ラインになるだけです。

気負わず、購入した時の担当者が在籍している場合などは、気軽に依頼をしてみましょう。

YOUYOU
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私の場合、ちょうど半年点検のためにディーラーへ来店したため、同日車両の査定を依頼しました。査定結果は、翌日中に215万円と連絡をもらいました!

ここで、査定元に聞いておくべきポイントは以下の2点です。

  • 査定金額の根拠(特に、価格下落の理由)
  • 買取相場との乖離の理由(乖離がある場合)

基本的に、ディーラーや1社目の買取業者による査定は低めの査定結果を提示してきます。(当たり前の話で、仕方のないことですが・・・)

そこで、今回の査定金額になった根拠、そして相場との乖離の理由をしっかりと教えてもらうようにしましょう。多くの場合、事故歴、走行距離や年式、車検有無、オプション有無などが査定額に影響してきます。

ココで得た情報は、次のステップである一括買取サイトの各社との交渉材料になります。

YOUYOU
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ディーラー担当者からは、①ディーラー査定額を引合いに出すこと②走行距離は短く、できる限り早く③車内はキレイに、ボディはほどほどに清掃しておく 、ということを教えてもらいました!

査定依頼時のポイント

査定する担当者の心情による部分が大きいですが、車両はキレイに清掃した状態で持ち込むようにしましょう。
その際、車内はチリひとつない程きれいに、外観(ボディ)は洗車後1~2日経った程度がベストです。
特に、外観に関しては細かなキズがある場合は、それをカモフラージュするために少し埃をかぶせるのがポイントです。

これらで査定額が大幅にアップするわけではありませんが、車両を大切に扱っているという気持ちが+α程度乗せられる可能性は十分にあるようです。

2.車一括査定サイトへ情報登録

次に、車一括査定サイトから査定依頼を行います。

私が利用した車一括査定サイトは、「楽天カーサービス」です。

楽天カーサ―ビスを選んだ理由
  1. 売却成約で楽天ポイント1,500ポイント(+申込みで5ポイント)ゲット
  2.  一括査定が手軽にかんたん90秒
  3.  最大10社へ査定依頼が可能

一番は楽天ユーザーかつ車一括査定を利用するにあたって、少しでもお得な方法を探していたところ、楽天ポイントを1,500ポイントも獲得できる楽天カーサービスに辿り着きました。

参照:楽天カーサ―ビス

このステップは、わずか90秒程度で完了です!

一括査定申込み後、早ければ数秒後から登録の電話へ業者からTELが入り始めます。査定申込みをする際は、必ず日中など時間の取れる時に行うようにしましょう。

\楽天ポイントも獲得できる!「車一括査定サイト」/

楽天カーサ―ビスのデメリットは?

「車一括査定サイト」で検索してみると、楽天以外にもたくさんあります。その中で、楽天カーサ―ビスのデメリットを挙げるとすれば、査定依頼ができる提携先会社数が「100社」と少ない点でしょう。同様の一括査定サイト「カーセンサー」の場合、約1,000社から選択することができます。

しかし、私が売却したのは都市部ではなく地方都市でしたが、特段何不自由なく十分な提携会社に査定を行ってもらえました。

100社と1,000社、選択肢が多いとメリットもあるかもしれませんが、楽天カーサ―ビスにも大手の中古車買取業者は提携先に含まれるため十分と考えます。

3.各中古車買取業者とアポイント取得

一括査定サイト申し込み後、直ぐに電話が殺到します!

一括査定申込み後、現車査定のアポイント取得のため、各中古車買取業者から電話が殺到します!ホントに直ぐなので、申込みするタイミングには注意です!!

アポイントの内容は、査定車両の現物確認、査定額の提示、価格・売却の交渉などが主なものです。

ココでポイントになるのは、2点です!!

アポイント取得時のポイント

1.複数社のアポイント時間をブッキングさせる
2.アポイントは全て同じ日に固める

車の買取をはじめ、引越し業者などを選ぶ際には必ず複数社からの合い見積もりで最安値の交渉をすると思います。そこを利用し、複数社をブッキングさせることで買取業者にプレッシャーをかけ、価格交渉をより有利に進めることができるのです。

仮に、査定を1社ずつ繰り返していく場合、買取業者は相場価格とトントン、もしくは他者査定額の少し高め(1万~数万程度)を提示してくることがほとんどです。

一方、複数社をブッキングの場合、他社の査定金額がわからない中での査定額提示となるため、多少無理をしてでも高めの金額を提示してくるケースが多くなります。

また、ブッキングさせるもう一つのメリットは、査定にかかる時間を短縮できることです。

1社あたり、早くても30分、査定額の交渉(売主や会社)が長引けば1時間程度かかる場合もあります。高額なお金が動くので、仕方ないとも思えますが、時間短縮かつ納得いく査定額が出せるのであれば、ブッキングはオススメの方法です。

2つ目の、「アポイントを全て同じ日に固める」も時間短縮が理由の一つです。

さらに、アポイントの組み方は、以下の組み合わせがオススメです。

午前 1社 中堅の買取業者
お昼 複数社 本命の買取業者
夕方 1社 中堅の買取業者

まず、午前中に1社のアポイントを入れましょう。なお、ステップ1で既にディーラーなどで現車査定を行っている方は、省略しても良いでしょう。

そして、夕方の1社は、ブッキングさせた買取業者との交渉材料用で取得するだけなので、実際には査定しないアポイントになります。(夕方の1社をキャンセルするので査定額アップを交渉する)

つまり、複数社のブッキングによる査定を本命として、その前後を本命での交渉材料として利用させてもらうことがここのステップのポイントになってきます。

YOUYOU
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私の場合は、ディーラー査定額を聞いていたので、初めの1社の査定は飛ばし、複数社のブッキングとその後の1社でアポイントを取得しました。

アポイントを取得するべきオススメ買取業者

複数社ブッキングの際に、本命の中古車買取業者としてオススメなのは以下の通り!このうち2~3社が入っていれば、相場以上の査定額が出る可能性が高い!

  • アップル
  • カーチス
  • カーセブン
  • ガリバー
  • ビッグモーター
  • ネクステージ

4.業者による車両の直接査定

ここからは、実際に車両を査定してもらう当日の流れです。

査定当日に準備しておくもの
  1. 車検証
  2. 自賠責保険証明証
  3. オプションなど車両情報記載書類(※)

※無くても問題なし

買取業者の複数社がブッキングした時間までに押さえておきたい情報は、以下2つです。

①実際の査定額、②買取希望額、この2つの価格を必ず準備しておきましょう。

そして、実際の査定額とネットなどでの買取相場の金額を比較してみて下さい。この差額によって、本命の買取業者へ伝える「他社の査定額情報」を変えていく必要があります。

 ①査定額 > 買取相場 強気の交渉
②査定額 ≒ 買取相場 強気の交渉
③査定額 < 買取相場 状況に応じて、強気の交渉

① ②の場合は、特段心配することなく、買取業者へ買取希望額と他社の査定額を伝え、交渉すればよいでしょう。その際に、買取希望額は査定額の+10万円以上は乗せて伝えておきましょう。1円でも高く売るためには、高い要求から徐々に落としていく交渉の方が上手くいくケースが多いです。

③の場合が、悩ましいかつ最も多いケースと思います。実際、私自身がこのケースでした。

私の場合は、査定額215万円、買取相場210~230万円と最大15万円の差額が生じていました。そこで、考えたのが査定金額の水増しです。

実際の買取業者複数社へは、ディーラー査定額は「240万円」であったと伝えました。

YOUYOU
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同じタイミングで、買取希望額は無理を承知で260万円、売却を検討してもいいのが250万円前後と伝えました。
心理学の「ドア・イン・ザ・フェイス」 というテクニックを活用

このように、査定額に加えて買取希望額や売却を決断する額などを伝えることで、各社「240万円」の偽りの査定額をアンダーラインとして、車両確認、査定額の交渉を開始してくれました。

実際の査定額が、買取相場よりも低かった場合でも諦めないでください。車両の状態にもよりますが、提示する査定額や希望額の伝え方によっては、買取相場以上まで売却金額を引き上げることができます。

そして、査定が始まれば各社の査定額が出揃うまで見守るだけです。私の場合は、各社自社の担当部署との価格交渉に非常に時間を要しており、査定開始から1時間半程度かかりました。

その間は、売却希望額への想いや売却条件、車両の状態など各担当者の質問に真摯に対応しましょう。

なお、査定額アップに一番効果があるのは、査定後即売却ができるかどうかです。多くの買取業者は、査定後即日から1週間程度で売却してくれる場合、査定額に反映してくれます。

この部分を裏手に、査定前後で売却時期について意見を変えていくと効果的です!

YOUYOU
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【査定前半】各社の査定額を元に、ゆっくり売却は考えていきたい。
YOUYOU
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【査定後半】希望の査定額が出たら、スグにでも売却してもいい!!

結果、査定額215万円、買取相場230万円、売却額245万円(+α)と査定額から30万円以上高く売却することができました。

私の強気の交渉は、年式が新しい、走行距離が少ないなどの条件があったためかもしれません。

5.売却業者の決定

最終的な売却業者はどのように決めたのか?

YOUYOU
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私の場合は、アポイントを取得し、査定を実施した即日に売却業者を決定しました!

その決め方は、入札形式をとりました。入札形式とは、複数社が一斉に買取額を提示し、最も入札金額が高い業者が買取権利を獲得するというものです。

入札形式のメリット
  • 各社の査定額が読み合いで、引き上げられる
  • 売却を決めるという条件提示で、査定額が引き上げられる
  • 入札するために、査定額以外のサービス条件を提示してくれる

このように、入札形式をとることで、1社ずつの査定実施と比べると、査定額が想像以上に引き上げられる可能性があるのです。

しかし、入札形式をとる際の注意点もあります。

・売却希望額の最低ラインを各社に伝える
・価格が同じなら、特典サービスなどで判断する旨を伝える
・最短で引渡しできる日時を伝える
・売却希望額に満たない場合は、その後のアポイントを受けると伝える

このように、引渡しまでの最短日数を伝えることで売却意欲を示しつつ、希望額をしっかり伝える。そして、条件が合わないようなら次に控えるアポイント(査定)を受けて、考える旨を伝えましょう。

買取業者が少しでも悩む素振りを見せたら、アポイントをキャンセルするのでここで頑張ってほしいと伝えましょう!

YOUYOU
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実際に私の場合は、ここから各社が査定額の問い合わせを再度行い、査定額を出してきました。

このようなステップを踏み、入札を行い、最高額245万円を提示した買取業者へ売却を決定しました。売却を決めた株式会社ネクステージは、査定額もさることながら自動車税も負担してもらえたため他社よりも数万円高値で買い取ってもらえたことになります。

実際の複数社が入札した結果

買取業者が確定した後は、非常に早く、その他業者は撤収、買取業者は車両の最終チェックと買取書類の作成、記入を行い、その日は終了でした。

売却確定までに要した時間は、複数社のブッキングのみで、約2時間程度でした。

入札形式を行った場合は、原則最高額を提示した買取業者へ売却をしなければなりません。実際にこの方法をとる場合には、入札前に各社担当者としっかりと話をしておきましょう。

担当者に聞いたウラ話

実際の売却先担当者に、入札形式の査定方法の是非について聞いてみました。入札形式は、査定全体の1割未満程度であり、担当者としては非常にやりにくいとのこと。そして何より、相手の査定額や参考情報が少なすぎるため、「査定額を高めに提示せざるを得ない」との話でした。

他社よりも1円でも安ければ落札ができないため、本来より高く売却できる可能性がアップするのです。

6.売却に伴う必要書類の準備

後日、車両の納車時に提供した書類をまとめておきます。

私の場合、書類手配の関係上、査定から1週間後に売却完了でした。

1. 車検証
2. 自賠責保険証明書
3. 自動車税納税証明書(軽自動車税納税証明書)
4. 譲渡証明書
5. 実印と印鑑登録証明書
6. リサイクル券

基本的には、売却者が新規で用意する必要があるのは3.自動車税納税証明書と5.印鑑登録証明書のみです。

自動車税納税証明書は、既に支払ったもの、もしくは新年度の5月頃に行政から郵便で届いたものを提出します。印鑑登録証明書は、居住地の市区町村で取得できます。

また、その他必要に応じて提出が必要になるものは以下の通りです。

  • スペアキー:ある場合のみ
  • 住民票:車検証記載住所と現住所が異なっている場合のみ

もうひとつあるのが、車検証に記載されている“所有者”がクレジット会社や販売店になっている「所有権留保」の状態です。

この場合は、残債があれば完済してから所有権留保の解除といった面倒な手続きが必要になります。しかし、ほとんどの買取店は、この手続きも代行してくれるので、追加で必要になる書類はありません。

残債の返済へ売却金額を充て、余った分は手元へ、不足分は追加納金することで完済になります。

以上の提出、手続きが終了すれば愛車の売却は終了です。

一括査定サイトで車売却方法のまとめ

30万円以上愛車を高く売却するコツ
  1. リアルな査定額を知る
  2. 愛車をキレイにしておく
  3. 車一括査定サイトを利用する
  4. 買取業者のアポイントをブッキングさせる
  5. 査定額の提示は入札形式

せっかく車を売るなら「ラクして高く売りたい!」と誰もが思うでしょう。

今回ご紹介した方法では、車売却のために拘束された時間はおおよそ数時間程度です。なおかつ、当初の査定額や買取相場より大幅な高値で売却することができました。

これから、愛車の売却を検討されている方は、全てではなくても、ひとつでも取り入れてみて買取額アップを目指しましょう!

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楽天カーサ―ビス 公式ページ