読書

徹底解剖!書籍サブスク「shelff」不要本の引き取りサービス利用方法

2019年からサービスがスタートしたのが、書籍版サブスクリプションサービス「shelff(シェルフ)」です。そして、ついに2020年2月からユーザーの読まなくなった不要な本を引き取るサービスが開始されました。

shelffは、買いに行く時間がない、お金がない、購入で失敗したくないなど本を読みたいけど“読めていない”人にとって読書を始めるきっかけになるサービスです。

今回は、shelffの引き取りサービスの具体的な内容・利用方法についてご紹介します。

shelffとは?

shelff(シェルフ)とは、定額で毎月読みたい本を届ける書籍版のサブスクリプションサービスです。定額料金で自分が選んだ本2冊、関連する1冊の合計3冊が毎月届きます。

本を読む時間がない、コスト的に厳しい、何を読めば良いのか分からない方にとって読書習慣を身に付ける上で、非常にメリットの大きいサービスになるでしょう。

サービス利用の流れ

  • 会員登録(無料)
  • ウィッシュリストの作成
  • 通知の受け取り
  • 本の受け取り

サービスの詳細を知りたい方は、下記記事をご参考にして下さい。

引き取りサービスとは?

本の引き取りサービスは、2020年2月より開始となりました。

「shelff(シェルフ)」による本の引き取りサービスは、一般的なサービスとは異なり、引き取りの対価を現金やポイントなどで直接還元するのではなく、shelffサービス料金の割引という形で還元されることが特徴です。

割引金額

10冊あたり3ヶ月間1,000円割引(合計3,000円分)

つまり、不要になった本10冊が3,000円分へ換金されることになります。(300円/冊)

古本屋や買取店舗へ持ち込んでも数十円にしかならないことを考えると、非常にお得な不要本の処理方法とも考えられます。

これに伴い、shelffの利用料金は以下のようになります。

  • 通常価格 3,500円/月 ※初回から3ヶ月間 2,500円/月
  • 引取サービス利用時 2,500円/月

*2020年1月29日以前に課金登録済みの場合、旧料金体系が適応

shelff(シェルフ)の料金体系

引き取りサービスを利用することで、1冊当たり約800円で本を購入することができることになります。一般的なビジネス書籍の定価(約1,500円前後)を考慮すると、半額程度で読むことができるのでお得に読書習慣を身に付けるのに適していますね。

引き取り対象となる本は?

引き取り対象の書籍

  1. shelffから届いた本
  2. shelff以外で購入した本 ※1

※1 コミック、雑誌、写真集、ムック本等は対象外

基本的には、一般的な書籍全てが引き取り対象となるようです。

shelffから届いた本も対象となるため、読み終わった本の再利用が可能でコスト的にもうれしいです。なお、一部コミックや雑誌などは対象外となるため注意が必要です。

引き取りサービスを上手に活用することで、古本屋や買取店舗(BOOKOFFなど)でタダ同然で引き取ってもらう、破棄するなどの必要はなくなりそうです。

随時、引き取り対象の書籍に関する情報がありましたら、追記予定です。

引き取りサービスの利用方法

(引用:https://swandive.co.jp/news_20200218)

始めに、引き取りサービスを利用するにあたってユーザーの私たちに費用は発生しません。

つまり、引き取ってもらう不要本を発送する送料は“無料”です。

引き取りサービスの利用方法に関しては、下記ステップを参考にしてください。面倒な手続きは不要であり、スマホと運転免許証さえあれば本人確認は実施可能です。

  1. 本人確認を実施する
  2. 不要本を指定箇所へ郵送する

※本の引き取りを希望する場合、古物営業法に基づき本人確認が必要となる

1|本人確認の実施方法

STEP0|無料会員登録を実施する

※既に会員登録済みの方は、STEP1からご覧ください

まず、本の引き取りサービスを利用するには、会員登録が必要となります。

登録がお済でない方は、会員登録を完了して次のステップへ進んでください。

会員登録はコチラ

STEP1|オンライン本人確認書類を提出する

!本人確認作業は、スマートフォンのみで実施可能です!

本人確認には、運転免許証が必要です!

本人確認作業は、約2~3分程度で終了します。また、運転免許証や顔写真をスマホカメラ撮影する必要があるため、周囲が気にならない環境で実施することをオススメします。

まず、shelff公式ページへアクセス後、トップページ > 本を送る へ進みます。

shelffトップページ>本を送る>オンライン本人確認
本人確認が必要なケース
  • 初めて引取サービスを利用する場合
  • 過去利用した時から住所等を変更した場合

運転免許証を準備の上、「オンラインで本人確認をする」へ進みましょう。

撮影前の準備における注意点

運転免許証を3パターンに分けて、撮影します。

運転免許証の撮影 3パターン

最後に、運転免許証との本人確認のため自分の顔を撮影します。

自撮り撮影で本人確認

以上で本人確認書類の提出は終了です。

STEP2|本人確認完了を待つ

オンライン本人確認終了後、最大で2営業日で本人確認が完了します。

なお、本人確認完了の通知等は特に来ないため、同ページへアクセスし完了確認を実施する必要があります。

本人確認が完了している場合は、不要本の発送先住所が画面表示される仕組みになっています。

本人確認前後のページ画面の違い

2|不要本の郵送方法

STEP1|不要本を梱包する

shelffの引取サービスは、10冊単位での料金割引のシステムになっているので原則10冊単位での梱包が好ましいでしょう。

特に、梱包方法、梱包資材等に指定はないため、空き箱、ダンボール等を利用しましょう。なお、引き取られた本は、shelffのサービスを介して他の読者の手に届くものです。最低限のマナーは守って発送をお願しましょう。

管理人が実際に発送した梱包(計20冊分)

STEP2|着払いで発送する

梱包が完了したら、『着払い』で指定された住所宛に発送します。なお、発送先住所に関しては、本人確認完了後に開示される関係上、本記事上では伏せさせていただきます。

なお、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便いずれも着払いでの郵送に対応しているため、利用しやすい方法を活用ください。

着払いでの郵送

まとめ

shelff(シェルフ)は、本が大量に眠っている読書家、読書習慣を身に付けたい人まで幅広い方にとって利用する価値のあるサービスではないでしょうか。

shelffのサービス特徴
  • 読みたい本が毎月自宅に届く
  • 書籍を定価の半額で読むことができる
  • 不要本の処理に困らない (郵送するだけ)
  • タダ同然の買取、破棄するよりお得

サービス開始からまだ日が浅いところもあり、本のラインナップは少ないかもしれません。

しかし、今回の引取サービス開始により、多数の書籍が運営元に集まることで改善されていくことだと思います。

ぜひ、読書を始めたいけど悩んでいた方は、一度公式ページを覗いてみてはいかがでしょうか。