2018年12月は、QRコード決済のpaypay(ペイペイ)が一躍話題になりました。
スマホ決済をはじめ、キャッシュレス決済はまだまだ浸透しているとは言えないかもしません。
経済産業省は、2020年東京オリンピックに向けてキャッシュレス化に向けて様々な施策をとると発表すしているため注視しておくことが大事ですね。
では一方、クレジットカードはどうでしょうか?
多くの方は2~3枚程度所有しているのではないでしょうか?
今回は、多くの方が利用できるクレジットカードを”お得”に活用する方法を紹介していきます。
Contents
クレジットカードの最大のメリットは?
既に知っていることばかりかもしれませんが、そんなメリットもあったの?という気づきになるかもしれません。
まずは、クレジットカードのメリットを確認しておきましょう。
- 現金がなくても買い物ができる
- ネットショッピングが手軽にできる
- 関連施設での割引・優待がある
- ゴールドカード以上は空港ラウンジの利用特典がある
- 家計簿代わりに支出管理ができる
- ポイントやマイルが貯まる
その他にも旅行傷害保険が自動付帯されるなどのメリットがあるなど、知っているようで知らない特徴も多くあります。
クレジットカードは、正しく利用すれば私たちの家計に”お得”を届けてくれます。
そして、今回の活用術では「ポイント還元」を最大限活用する方法をご紹介します。
”3つの支出”をクレジットカードに対する活用術
これって”クレジットカード”が使えるの?という支出を紹介していきます。
ココで挙げる「3つの支出」をクレジットカードで支払うことで、年間かなりのお得感が得られると思いますよ。
- 固定費(家賃・携帯代・光熱費など)
- 税金関連
- 調剤薬局の薬代
固定費(家賃・携帯代・光熱費など)の支払い
まずは、既に多くの方が実施していると思う「固定費」の支払いです。
定期的かつ必ず必要になる費用は、「クレジットカード」で払わなければ損ですよ!
チェックすべきは、銀行口座から自動引き落としになっているケースです。もし口座引き落としの場合は、一度クレジットカード払いが可能かどうかを確認しましょう。
例えば、クレジットカードのポイント還元率が1%の場合、毎月10万円(年間120万円)をクレジット払いにするだけで年間12,000円分のポイントを獲得できます。
現金と全く同じ金額を支払っているにも関わらずポイントが還元されるのであれば、支払いが必須の固定費はクレジットカード払いにしなければモッタイナイですよ!
税金関連の支払い
次に、固定費同様に必ず支払う必要のある「税金」についてです。
サラリーマンの場合は、会社の給与からの天引きで納税になるので住民税の直接支払いはないと思います。
自動車税や固定資産税、都市計画税は、車やマイホーム(不動産)を所有している方は毎年納税する必要があります。
これら「税金」の支払いを”クレジットカード”で行えることは、意外と知られていないのではないでしょうか?
税金も固定資産税などがあれば、年間20万円を超えるケースもあるため2,000円分のポイントが獲得できます。
しかし、税金の払込票を持って直接クレジットカードで支払うことはできません。ではどのようにすればいいのか?
結論から言うと、以下のコンビニで電子マネーで税金を支払いましょう!
- セブンイレブンでnanaco払い
- ミニストップでWAON払い
セブンイレブンを例に、具体的な支払方法は以下の手順になります。
- ポイント付与対象クレジットカードの準備
- 対象クレジットカードでnanacoへチャージ
- セブンイレブンで税金をnanaco払いする
【オススメの付与対象クレジットカード】
- リクルートカード
- Yahoo!JAPANカード(YJカード)
最近では、銀行口座からの自動引き落としを行っている自治体もあります。自分自身でコンビニ払いをする手間がかかりますが、納税する金額が大きな方にとってはクレジットカード払いによるポイント獲得は大きなメリットです。
ぜひ、これから納税する際は試してみてはいかがでしょうか?
調剤薬局の薬代
3つ目は、風邪などを引いた際に医療機関で貰った処方箋を持っていく調剤薬局での「薬代」です。
昔は、病院・クリニック、調剤薬局では「現金払い」が当たり前でしたよね。現在もほとんどの医療機関はクレジットカード払いには対応していません。
しかし、最近では電子マネー、キャッシュレス決済をはじめクレジットカードの利用ができる「調剤薬局」が増えてきているのはご存知でしょうか?
- マツモトキヨシ
- ウェルシア
- スギ薬局
※また、処方箋の薬代に対しても各店舗独自のポイントカードにポイントが付与されるケースがほとんどです。クレジットカード、ポイントカードのポイント二重取りができちゃいます。
処方箋を発行する医療機関の目の前には、調剤薬局が併設されている場合がほとんどですよね。
でも、必ず門前の薬局に行く必要はありません。
定期的に病院に通っていて薬を処方されている場合などは、自宅近くにある大手ドラッグストアに併設された調剤薬局へ行くことをオススメします。
薬代自体は毎月あるものでもないし、金額としては小さいかもしれませんが”塵も積もれば山となる”です。
クレジットカードのデメリットを理解して利用しましょう!
最後に、クレジットカードを使用するにあたってしっかりとデメリットも理解しておきましょう!
- 使い過ぎのリスク
- カードによっては年会費がかかる
- リボ・分割払いは手数料がかかる
- 紛失、不正利用などのリスク
今回紹介したクレジットカード活用術は、必ず必要な支出を”現金や口座引き落とし”から「クレジットカード」へ変更するものです。
これらの活用術も含め、正しくクレジットカードを理解し、お得に利用しましょう!
まとめ
今回は、固定費・税金・薬代に対するクレジットカード活用術を紹介しました。
同じ金額を支払うなら、よりお得に支払う。
支払額が少額、カード発行や移動の手間など、めんどくさいという声も聞こえてくるかもしれません。
しかし、固定費や税金の支払いに関しては毎月、毎年実施するためよりお得に支払うべき費用だと認識する必要があります。
また、クレジットカードの発行や引き落としの設定は一度しておけば後はルーチンで行うことができます。
目の前のちょっとした手間を乗り越えることで、その後定期的にポイント還元が得られ、オトクな生活を送れるようになります。
ぜひ、これら3つの支払いが年間どのくらいあって、どうやって支払っていたかを振り返ってみて下さい。
そして、今後の支払いで「クレジットカード」を活用してみませんか?